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延川理事長が4期目の再選/広島県遊協 遊技日本2021年7月5日

広島県遊協は6月18日、広島市内のリーガロイヤルホテル広島にて令和3年度通常総会を開催。今年度は、新型コロナウイルス感染症対策のため、理事役員のみが出席し、その他組合員は書面による議決権行使書にて出席という形式となった。議案審議では全9議案が全て承認され、任期満了に伴う役員改選では、延川章喜理事長が4期目の再選を果たした。

延川理事長は、コロナ禍と新規則機への入替という大きな問題に直面している現状について、「出玉を抑制された新規則機に、どれだけお客様に付いていただけるのか、全く不透明。正にダブルパンチと言っても過言ではないが、これをやり遂げなければ我々の未来はない。業界の命運が掛かったこの二つの難局を乗り切る為、これまで以上に問題意識を共有し連帯感を醸成しながら組合活動の強化を図る必要がある」と述べた。

令和2年度の事業報告によると、令和3年3月末現在の営業店舗数は221店舗で前年比10店舗減少。遊技機設置台数は83,107台で同2,654台減少した。最重要課題である依存問題対策を引き続き強力に推進し、依存問題については自己申告プログラム等の周知徹底や、18歳未満の可能性があると認められる者に対する身分証明書による年齢確認等、業界が社会的責任を果たす上で極めて重要な問題として位置づけ、鋭意取り組んだと報告した。

事業計画では、新型コロナウイルス感染症への適切な対応の他、依存問題への対応、ファンの回復・拡大、安定したホール経営の推進、積極的な社会貢献活動の5項目を事業推進の基本に掲げ、具体的推進事項には、暴力団排除活動の推進、省エネ対策の推進といった内容も盛り込まれている。

また当日は、広島県警察本部生活安全総務課の林田辰男課長補佐から、旧規則機の撤去、のめり込み・依存防止対策、法令の遵守について行政指導が行われた。

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