石川県総会、感染防止の徹底と旧規則機の計画的撤去を呼びかける
遊技通信2021年6月30日
石川県遊協は6月24日、金沢市の金沢東急ホテルで第59期通常総会を開催し、上程8議案を全会一致で可決承認した。
開会に向けて挨拶にたった浅野哲洋理事長は、昨年来から続く新型コロナウイルスの感染拡大や、新規則機への移行などで業界は極めて厳しい状況にあるとの認識を示した上で、来店客が安心して遊べる店舗環境の整備と、旧規則機の計画的撤去に取り組んで欲しいと呼び掛けた。
議案審議では令和2年度事業報告、収支決算報告、令和3年度事業計画、収支予算案、不正防止対策に伴う特別会費の収支決算及び予算案承認の件、理事増員の件などが話し合われ、全会一致で原案を承認した。事業報告ではギャンブル等依存症対策推進会議の実施をはじめ、旧規則機の撤去、広告宣伝の自粛継続のほか、約1カ月におよぶ組合員ホールの休業、北陸三県合同ファン感謝祭等の中止などを報告した。さらに県内医療従事者が使用する医療用防護服と紫外線除去機の寄贈など社会貢献活動も併せて報告された。今年度事業計画では、ガイドラインに沿った新型コロナウイルスの感染防止対策の継続実施、パチンコ・パチスロ依存問題への対応、遊技客の拡大・回復、積極的な社会貢献活動の4項目を策定した。なお総会は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じて開催され、組合員総数68名中、本人及び委任状による出席者56名で行われた。