島田療育センターを守る会、昨年度は312万円を寄付
プレイグラフ2021年6月21日
日本心身障害児協会「島田療育センター」を支援する目的で都遊協組合員有志などが組織する「島田療育センターを守る会」(松下恵代表世話人)はこのほど、2020年度の活動に関して報告。2020年度(第46回)の寄付金額は312万2799円。1975年度(第1回)からの総額は2億6197万2173円となった。また、寄付金が施設利用者の食事を運ぶための温冷配膳車の購入(2台)に当てられたことなどを紹介。センター利用者と地域住民との交流の場として、毎年開催する恒例行事「島田わいわい祭り」については、昨年度はコロナ禍に鑑み中止に。代替として、花火会を2020年9月12日に開催したという。同センターは1961年、都遊連日本橋組合長だった故・島田伊三郎氏が寄贈した土地に開設した日本初の重度心身障害児施設。その縁で、業界関係者有志が1975年に守る会を発足し、以後、浄財を寄付し続けるとともに、同センターの各種催しを支援してきた経緯をもつ。