pp奨学金委員会、2021年度の給付生を決定
プレイグラフ2021年4月28日
ホール企業などの有志で構成するpp(パチンコ・パチスロ)奨学金委員会(深谷友尋委員長)はこのほど、2021年度の奨学金給付対象者を決定。同奨学金は、来店客の募玉・募メダルを原資とした、返済義務のない給付型奨学金。運営母体の「社会福祉法人さぽうと21」(吹浦忠正理事長)に、ホール企業6社が協力する形で2017年度に試験運用を開始。正式な活動は、今年度で4期目となる。2021年3月時点の同委員会の会員数は57(前年度55)。募玉を集める募金箱設置店は129店舗(同126店舗)。今年度は145人(前年度166人)の応募者から書類審査で53人を選考。オンラインによる面接審査の結果、最終的に前回からの奨学生24人を含む50人(大学院生15人、大学生31人、専門学生4人)に対し、2021年4月から2022年3月まで、月額2~3万円を給付することが決まった。同委員会では、「2020年度から国の修学支援制度が拡充されたことで、今回の応募は多少減ったものの、受給者はごく一部。今後はコロナウイルスの影響により、奨学金を求める学生がさらに増加するのは想像に難くなく、より充実したプログラムを目指していく」としている。