MIRAI 経営勉強会開催 「法律ハンドブック最新活用術」
アミューズメントジャパン2021年2月17日
MIRAIぱちんこ産業連盟(通称MIRAI)は2月16日、都内で第2回経営勉強会を開催した。
第一部は「法律ハンドブック最新活用術」。PCSAが2018年に発刊した『パチンコホール法律ハンドブック』を監修した三堀清弁護士(三堀法律事務所)が講師を、法律問題研究部会の生島靖也部員(ダイナムジャパンホールディングス)が進行役を務めた。
生島氏は、「ここ2~3年で業界に大きな影響を及ぼした事案は多くあり、その数に比例してルールがある」として、新型コロナウイルス、規則等の改正、21世紀会決議、依存問題対策を大きな環境変化として挙げた。ホール営業に影響を及ぼしているルールの半数以上は法令・条例、行政通知等であり、それを学ぶツールとしてPCSAの『法律ハンドブック』が有効だと紹介。
三堀弁護士が、ホールの構造変更(喫煙室設置)、遊技機規則改正、遊技機交替(部品交換)など6つのQ&Aを解説した。
第二部は『キャッシュレス 社会への移行とパチンコホール業への影響』と題した福田好郎氏(キャッシュレス推進協議会)の講演。キャッシュレス先進国と言われる国々の事情や、日本がキャッシュレス化に取り組む意義を解説。パチンコ業がキャッシュレス化することについては、「本人確認を行たキャッシュレス決済手段を使うことで、年齢確認、利用回数制限、お金の使い過ぎの防止など、できる対策は現金よりも多い」との考えを述べた。