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年末までの展望を見据え実現可能な目標設定を/未来研究会セミナー 遊技日本2020年7月22日

7月22日、遊技産業未来研究所主催の未来研究会セミナーが開催された。今回もオンライン形式で開かれ、PRCの中田藤生代表取締役(チャーリー・ロドリゲス・湯谷氏)、ロカーレの黒沼賢人代表取締役、遊技産業未来研究所の中野忠文代表取締役らが講演した。

「商圏内のポジショニングを揺るぎないものにするために」をテーマに講演した中田代表取締役は、地域一番店を目指す必要性や、2020年の展望を解説。GW明けから現在までは回復基調にある営業状況でありながら、今後市場が縮小してしまう不安要素をまとめた上で、「常に競合店より優位に立ち、先手を打ち続けることが大事であるし、それはコロナ禍の今こそチャンスでもある」と述べた。また2020年の展望は、パチンコは年末にむけて各メーカーが新機種をスタンバイしており、資金力のある大型店は新機種購入に積極姿勢であるのに対し、パチスロは12月末の撤去時期に合わせてのリリース準備が多く、入替は最低限に留めたいホールが多いとした。そのため、パチンコは「入替競争」、パチスロは「出玉競争」になると指摘。これを踏まえた上で、「資金力のないホールは勝てないから何もしないではなく、商圏内でのポジション等をしっかりと把握し、実現可能な目標設定と、ターゲットの絞り込みが重要である」とまとめた。

黒沼代表取締役は、「集客×客滞×再来店」の3要素と、「店内施策×Web(店外)施策」、稼働を伸ばすための施策を分けて考えることの重要性を説いた。ユーザーの遊技意欲を向上させるためエンタメ系に特化した遊技機紹介など、具体的な販促物の紹介や、SNSでの活用術をまとめた。

中野代表取締役は、経過措置延長旧基準機の貢献についての考察と題し、定番機種を残すことは必須としつつも、「今は新基準機へ移行を促していく期間であり、旧基準機は粗利貢献度で優先順位をつける手もある。旧基準機で粗利を獲得し、新基準機を育成するための予算に回すことで未来に繋がる」と述べ、新基準機の運用を見直し、いち早く主役を張れる市場にするべきだとまとめた。

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