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パチンコ業界ニュース

アンダーツリー 「#コロナ共闘PJ」広がる アミューズメントジャパン2020年6月26日

アンダーツリーがSNS上でスタートした「#コロナ共闘PJ」。今やグループ店の枠を超え、他社にも影響を与えるこの取り組みはどのようにして始まったのか。同社の企業理念「街の灯り、心の灯り」から見えてくる、地域に寄り添った取り組みについて話を聞いた。

「緊急事態宣言が一足先に解除された九州ではホールの状況が芳しくないという情報を聞き、この先のことについて幹部を含めて話し合う中で、弊社の強みでもあるTwitterを使って何かできないかという流れになりました」と話すのは営業企画部課長代理の中山祐輝氏。

同社は「トミー」というアカウント名でフォロワー数を集める営業戦略部エリアマネージャーの冨田昌氏をはじめ、「ゴリ店長」や「ユニメモ100%@キコーナ店長」というアカウント名で活動する役職者がフォロワー数を増やし続けている。現在、個人アカウントと店舗のアカウントを合わせたフォロワー数は10万を超えている。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により全国的にホールの客足は離れ、厳しい経営状況を迎えている。だが、ほかの業種をみても言えることは同じだ。

「自粛期間中にニュースを見ていると、飲食店もパチンコ業界と同じように規制され、苦しい思いをしていた。企業理念である『街の灯り、心の灯り』は地域密着が一つのコンセプト。こんな状況だからこそ、普段お世話になっている地域の協賛店などのお役に立てることがあるのではないかと考え、この『#コロナ共闘PJ』をスタートしました」

「#コロナ共闘PJ」は、同社が運営する店舗のTwitterアカウントでハッシュタグを付けてツイートし、協賛店・近隣店を紹介するというもの。地域と共にコロナと戦うという意味を込めて、共闘という言葉を選んだ。

5月31日から取り組みをスタート。公式HPや「キコーナコロナ共闘PJ」という専用アカウントも作成し、飲食店や美容室など200を超える店舗を紹介している。


この活動は注目を集め、岩手県盛岡市にあるジャムフレンド盛岡店の個人アカウント「100日後に地域2番店になるパチンコ店MG」や大阪在住のグラフィックデザイナーなどにも取り組みが広がっている。

「ハッシュタグを見てこの取り組みに賛同し、取り組みを行ってくれる方々が徐々に増えてきています。少しでも興味があれば、ハッシュタグを付けてツイートしてくれると嬉しいですね。また、パチンコ店へのバッシングをニュースで見た方、特に年配のお客様などはパチンコに対するイメージを気にされると思います。こういった活動がもっと広まることで、業界に対する悪いイメージを払拭し、業界全体がまた盛り上がれば良いなと思います」

『#コロナ共闘PJ』ホームページ
http://kicona-coronapj.com/

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