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パチンコ業界ニュース

営業再開の準備と仕事力を高める3つの提案 アミューズメントジャパン2020年5月7日

皆さんこんにちは。月刊アミューズメントジャパンで連載コラム『ホールのためのWEB戦略』を担当しているプラスアルファの齋藤裕樹(さいとうゆうき)です。

緊急事態宣言が延長され、パチンコホールの社員の方々の自宅待機が長くなります。
私の印象では遠隔研修を実施したり、自己啓発のための課題を出しているホール様は少数派のようです。

休業があとどれだけ続くかは、地域や各店舗によって異なりますが、この時間をただの「休養」にしてはもったいないと思います。遊びに出かけることもできない状況であり、メディアでは業界が激しくバッシングされています。

仕事から完全に離れてしまうことで気持ちがふさいでしまいかねない状況です。
今回、休業中の過ごし方について、「ホールとして今やるべきこと」「従業員の方にぜひお勧めしたいこと」など3つのご提案をさせていただきたいと思います。

1.自店エリアの消費動向を予測する
自店があるエリアの消費動向を見て予測することです。

各都道府県の営業状況や周囲の事がどうしても気になりますが、今一番大切なのは、営業を再開した際の、お客様の戻りがどのようになりそうかを予測することです。

そこで大切なのが自店の主なお客様をキチンとペルソナし、その人がこの外出自粛の後にどのような消費行動をするかを予測するのです。個々人のスタッフで情報を持ち寄り、会社・店舗として共有することが大切だと思います。スタッフ同士で話し合うだけでもいろいろな施策や考えが見つかるはずです。

他エリアの営業再開の情報収集に明け暮れているよりは、確実に一歩先に進めると思います。

2.今こそ「会計」の勉強をする
時間があるこんなときだからこそ、貸借対照表や損益計算書、キャッシュフロー計算書の見方の勉強をしてはどうでしょうか?

理由は、人材紹介のための面談をしていて、この領域の理解が実際はあいまいな方が多いと感じるからです。

例えば、「パチンコ店は売上が凄い」という店長経験者の方がいましたが、実際のパチンコ店の売上は特殊景品分がその後引かれるので、粗利が実質的な売上に近いものだと思います。そこから経費が引かれるからです。すると純利益はそこまで凄く高いわけではないことなどがわかります。

このような経営者視点で数値を見られるようになれば、パチンコ業界で希少性の高い管理職になれる可能性が高まると思います。

3.SNSでアウトプットする
もうひとつ、自分が出来るSNSでの情報発信をしてはどうでしょうか?

これは、パチンコについてではなく、私生活のことでも構いません。
アメブロ、noteなどのブログやインスタ、ツイッター、TikTok、Youtube、なんでもいいですが、自分の学びたいことや得意なことをアウトプットする習慣を身に着けるためです。
まずはこの自粛期間だけでも、毎日か2日に1回できることで構いません。アウトプットすることによって、確実に今よりも人間力が上がると思います。

例)パチンコホールの主任であれば、今ある機種を店舗目線とユーザー目線のそれぞれでカテゴリを作って評価するなど。もしくは、会計の勉強をして(インプット)、その日学んだことを整理したブログエントリーを書く(アウトプット)など。

その際の注意点ですが、プライベートでのSNS発信であっても、会社との間できちんと守秘義務やSNSのガイドラインを確認し、SNS情報発信リスクを理解した上で始めてください。

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