広島のプローバが取引企業との交流会を開催
遊技通信2019年12月5日
広島を中心に島根、山口におけるパチンコホール運営をはじめ、介護福祉支援、人材開発、ゲームなど幅広い事業を手掛けるプローバグループは11月29日、広島市のANAクラウンプラザで「プローバグループお取引先様との交流会」を開催した。当日は同社と取引のある金融機関をはじめ遊技機や設備機器メーカー、マスコミ関係者など81社93名が招待され、グループの業績や今後の取組みについて説明を行った。
冒頭の挨拶でプローバホールディングスの平本直樹社長は、「コア事業のパチンコとゲームは、今後厳しい状況が予想される。そのため第三、第四の柱として育成するための新規事業に挑戦し、2012年から現在まで7つの事業が生まれた」と説明した。同社は現在、既存事業に加えてベーカリー事業や人材開発、ヘルスケアなど広範な事業を展開。2025年に向けた中期ビジョン「ROAD to 2025」では「日本を元気にし、社会から愛される100年企業へ」というコンセプトを掲げており、平本社長は今後もコア事業を中心に財務力と人材力をさらに強化してく考えを示した。
業績報告では、2018年8月期のグループ売上高が440億2,700万円(対前期比99%)、売上総利益が96億8,300万円(同103%)の減収増益となったことを報告した。今期は、同社の複合施設「フィエラ・ディ・プローバ」にあるホールの大規模改装に伴う店休や設備投資などによってパチンコ事業は売上減となったが、新規事業の拡大でそれらをカバーし、売上総利益は5期連続の増益となっている。また、前年度は全体売上のうち、パチンコ事業の割合が75%だったが、中期ビジョン最終年の2025年度には、パチンコ事業とその他の売上比率を5対5まで引き上げる計画を打ち出した。
当日は、同社がオフィシャルスポンサーを務めるJリーグチーム、サンフレッチェ広島の森崎和幸クラブリレーションズマネージャーと森崎浩司同初代アンバサダーらも参加した盛大な懇親会も催された。