日電協支援のパラアスリートが世界パラ陸上で金メダル
遊技通信2019年11月26日
日電協はこのほど、組合で支援しているパラアスリートの佐藤友祈選手(ワールドAC)と、中西麻耶選手(うちのう整形外科)の2選手が、11月7日から15日の日程で開催されたドバイ2019世界パラ陸上競技選手権大会で、金メダルを獲得したことを発表した。さらに両選手は、来年の東京パラリンピック代表にも内定した。
このうち、リオパラリンピック銀メダリストで、現世界記録保持者(55秒13)の佐藤選手は、11月9日に行われた400メートル男子T52(車いす)の決勝に臨み、59秒25のタイムで優勝。同大会での日本人金メダル第一号に輝いた。さらに佐藤選手は、1500メートルでも金メダルを獲得。今大会での2種目制覇に加え、2大会連続となる2種目金メダルの偉業を達成した。
一方の中西選手は、11月11日に行われた女子走幅跳び(義足T64)に出場。4位で迎えた最終6回目の跳躍で5メートル37を記録し、逆転優勝を飾った。なお、中西選手は、パラリンピック、世界選手権を通じて金メダルの獲得は初めて。世界パラ陸上では、2017年のロンドン大会銅メダルに続いて、2大会連続でのメダル獲得となっている。