PGMらゴルフ関連企業3社が「ジュニアゴルファー活性化プロジェクト」を発表
遊技日本2019年11月21日
高等学校と中学校のゴルフ活動全般をサポートする一般社団法人日本高等学校ゴルフ連盟(高ゴ連、中曽根弘文会長)と平和グループのパシフィックゴルフマネージメント㈱(PGM、田中耕太郎社長)、㈱ゴルフパートナー(石田純哉社長)、GOLFZON Japan㈱(今野晃広社長)のゴルフ関連企業3社による「ジュニアゴルファー活性化プロジェクト」の発表会が、11月18日に都内台東区にあるPGM本社で開かれた。
「ジュニアゴルファー活性化プロジェクト」は、ゴルフを通じた青少年の人間教育を目的にジュニア育成などゴルフ界の健全な発展に貢献してきた高ゴ連が、少子高齢化に伴い年々減少するゴルフ人口に歯止めを掛けるべく、ジュニアゴルファー増加のために高等学校や中学校の部活動に「ゴルフ部」を増やすことを目的とした環境サポートプロジェクト。今回、「ジュニアの頃から日常的にゴルフに触れる機会を増やし、大人になってからもゴルフを楽しむ人口を増やすためにゴルフ部の数を増やしたい」(高ゴ連・井上尚彦理事長)という思いに賛同した上記3社と協力体制を組むことを発表した。
サポートの内容については、PGM社が毎年夏に開催されている全国高等学校・全国中学校ゴルフ選手権大会、通称「緑の甲子園」の会場を提供する。2020年は高等学校が栃木県にあるサンヒルズカントリークラブ、中学校が同じ栃木県のピートダイゴルフクラブで、8月25、26日に団体の部、28、29日に個人の部がそれぞれ開催される。「緑の甲子園」は、渋野日向子選手が2015年の第36回大会で優勝(作陽高校)、また先の国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」で史上4人目となるアマチュア優勝をした金谷拓実選手が2015年第36回大会で団体優勝、2016年第60回大会で個人優勝(ともに広島国際学院高校)するなど実力ある選手の登竜門となっている。開催コースを聖地化することで、学生たちにとってより目標となる大会へと築き上げる。また、全国140以上あるゴルフ場をゴルフ部の練習環境として提供する。
さらに、ゴルフパートナー社はゴルフ用具のないゴルフ部へ用具の提供を行い、GOLFZON Japan社はシミュレーションゴルフを通して新しい練習環境の整備と、2020年2月1、2日に全国高等学校シミュレーションゴルフ選手権大会を開催し、ゴルフ体験の多様化を図っていく。