山田理事長退任、新理事長に趙氏
遊技通信2019年6月11日
埼玉県遊協は6月7日、さいたま市のラフレさいたまで第52回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選で12期24年務めた山田茂則理事長が退任し、新理事長として趙顕洙氏を承認した。また、副理事長には根岸英人氏、五月女善重氏が留任したほか、密山祥赫氏が指名を受けた。さらに今期で退任した山田功専務理事に代わって、新たに紙屋修三氏の就任を承認するなどした。
新任の挨拶にたった趙新理事長は「長きにわたって県遊協はもとより、全日遊連の理事長も務めた山田氏から大変重いバトンを受け取り、重責を感じている。私は山田前理事長のように豊富な経験も的確な判断力も懐の深さもない。ただ、フットワークの軽さと体力には自信があるので、皆さん方の声に耳を傾けながら、同じ目線で組合活動に全力で邁進し、この2年間を乗り切っていきたい」と抱負を述べた。
根岸副理事長、請地昌一理事を議長団に選任して行われた議案審議では平成30年度事業報告および収支決算報告、令和元年事業計画および収支予算など5議案を上程。すべての案件を拍手で可決承認した。来賓には埼玉県警察本部生活安全部の佐伯保忠部長、自民党衆議院議員で、組合の顧問を務める神山佐市代議士、全日遊連の伊坂重憲副理事長が臨席した。このなかで佐伯部長は、ギャンブル等依存症対策推進基本計画に触れ、業界が抱える課題を説明しながら特に宣伝広告をはじめとした射幸性抑制に向けた取り組みを要請。「身近で手軽な大衆娯楽として県民に親しまれる健全営業をお願いしたい」と述べた。