三重県遊協総会、権田理事長が留任
遊技通信2019年5月29日
三重県遊協は5月21日、津市のホテルグリーンパーク津で第58回通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で権田清理事長の再選を決めた。
総会冒頭の挨拶で権田理事長は「業界は依存問題をはじめ受動喫煙対策や消費税増税への対応など多くの課題を抱えているが、健全な娯楽として発展するか否かは我々の努力にかかっている。規制強化の問題や業界批判など逆風もあるが、組合員が一丸となってこれに真摯に向き合い、令和の新時代に知恵を出し合いながら努力していかなければならない」と述べ、組合活動に対する理解と協力を求めた。
来賓挨拶では、三重県警察本部生活安全部の西堀浩一主席参事官が、小松雅和生活安全部長の祝辞を代読。組合が推進する社会貢献や防犯活動を評価する一方で、「国民や県民が注目しているなかで依存問題に真剣に取組むことは、業界の姿勢を理解してもらうための絶好の機会。諸対策の推進に努めて欲しい」と要請した。
議長団に金山靖昌筆頭副理事長を選出して行われた議案審議では、上程案件を全て承認。事業報告では、「安心パチンコ・パチスロアドバイザー講習会」を4回開催し、組合員113店舗で341人のアドバイザーを確保したほか、子どもの車内放置事故防止に向けた特別強化月間の実施や各種研修会の開催などを報告。事業計画では、依存問題への対応や広告宣伝の適正化など6項目を重点的推進項目に挙げた。
また、役員改選では、権田理事長をはじめ金山靖昌筆頭副理事長を含む3名の副理事長が留任したほか、専務理事を14年間務めた佐波豐氏が勇退し、新たに伊藤正彦氏が就任した。