マルハン、サタパナタワーが2020年完成予定
グリーンべると2018年9月3日
マルハンのグループ会社であるマルハン・インベストメント・カンボジアは8月29日、ロッテグループ傘下のロッテ・エンジニアリング・アンド・コンストラクション(Lotte E&C)と2020年にカンボジアに完成予定の「サタパナタワー」建設契約書に調印した。
「サタパナタワー」は、カンボジアの商業銀行においてリーディングカンパニーである、サタパナ銀行の新本店ビルとなる予定で、2018年5月に着工を開始。マルハン資本によって進められており、総工費7千万米ドル、26ヶ月をかけて完成する予定。地上22階地下4階、全長103メートル、延べ床面積35.135㎡となる「サタパナタワー」は世界基準Aグレードのビルとして、王宮や独立記念塔にほど近いノロドム通り沿いに建設を予定している。
マルハングループ会長であるサタパナ銀行代表取締役の韓昌祐氏は「カンボジアの経済成長と雇用拡大に貢献し、この国をより良くするという私たちの決意がサタパナタワーの建設に至った経緯です。この優美で時代を超越したデザインをもつサタパナタワーはカンボジア国民の幸せの象徴、そしてノロドム通りの新たなシンボルとなるでしょう」とサタパナタワー建設の想いを語った。
また、Lotte E&CのハソクジュCEOは「マルハングループがこの素晴らしいプロジェクトのパートナーに私たちを選んでくれたことを誇りに思います。これはLotte E&Cにとってもカンボジアでの初めてのプロジェクトとなっており、最新の建設テクノロジーを用いてサタパナタワーを成功に導きます。Lotte E&Cはカンボジアにおける国際基準Aグレードのビル建設をこれから担っていきたいと考えています」と述べた。