貯玉基金加盟店をHPで一挙公開
グリーンべると2003年11月21日
日本遊技関連事業協会では11月20日、定例理事会開催にともなう記者会見を東京上野の本部事務所において開き、かねてから協議していた第三者貯玉保証管理制度の情報開示について、12月から約2000店の貯玉保証基金加盟店をネット上で一挙に公開することを発表した。
貯玉保証制度への未加盟店を含む8店舗を経営する北海道のパーラーが倒産したことに絡み、全国的に貯玉保証管理制度への加盟店が少ないことや、ファンが制度に加盟する店舗を判断する材料がないことなどが問題視されてきたが、日遊協ではこうした問題を解決するために関係団体や機関と協力して「貯玉保証推進会議」を新たに設置し、貯玉保証管理制度の普及・啓蒙活動をおこなうこととした。会議は、日遊協・日野二郎経営委員長を議長に、貯玉保証基金、第三者貯玉管理会社、貯玉システム提供メーカーが構成員となる。当面の施策としてはホームページを立ち上げ、一般ファンにこの制度の認知を広めていく。
開設するホームページは12月1日より閲覧できる予定で、制度の説明のほかに現在制度に加盟する全国約2000店のパーラー名および住所を掲載する。パーラーは都道府県ごとに区分けし、ファンが簡単に自分が貯玉する店の加盟・未加盟状況を確認できるようにする。今後は携帯電話などからも加盟店がみられるようにしていく。また、ホームページ自体の広報手段としては、全国の加盟店にポスターを配付して告知するほか、スポーツ紙や攻略誌なども利用して認知度を高める予定だ。
会見に臨んだ日野委員長は「まずは制度に加盟している店舗とそうでない店舗があることをファンに知ってもらい、これを判断材料として安全に遊べる店を選んでもらいたい。あわせて未加盟店を加盟店に変えていき、貯玉システムを利用する全店がこのホームページに載るよう目指していきたい」と説明した。
ホームページアドレスは、http://www.pachinko.gr.jp/