同友会新代表理事に東野昌一氏
グリーンべると2015年5月15日
一般社団法人日本遊技産業経営者同友会は5月13日、都内で第10回定時社員総会を開催した。
任期満了に伴う役員改選では東野昌一氏を新代表理事に選出。松田高志前代表理事は理事相談役に就任する。
総会終了後には東野代表理事をはじめ新執行部が記者会見に出席。東野代表理事は、「松田相談役の意志を受け継ぎ、健全化をはじめコンプライアンス、のめり込み問題、置引き対策など、諸問題にこのメンバーで勉強していきたい。同友会は経営者の集まり。企業経営の安定化に役立つ勉強をさせていただきたいと思っている」と就任にあたっての抱負を述べた。
また、今期から委員会を人材活用、営業システム、経営戦略の3つに再編成。企業活動の大きな資源である「人」「モノ」「カネ」のそれぞれについて、課題を持って取り組んでいく。
なお、当日定時社員総会に先立って開かれた5月度定時理事会では正会員として(有)三岩、(株)ウエスタンコーポレーションの2社、賛助会員として(株)大平商会が入会を承認された。
総会に引き続き開催された懇親会では警察庁生活安全局保安課・小柳誠二課長の挨拶を大門雅弘課長補佐が代読。同友会の社会貢献活動やのめり込み防止への活動に敬意を表する一方、依然健全化を阻害する要因が業界内に見受けられるとして、「ぱちんこが健全な娯楽となるために施策を、業界の自主的な活動の状況を踏まえつつ行っていく」と述べた。
また、日遊協の庄司正輝会長、日工組の金沢全求理事長が来賓を代表してあいさつ。松田前代表を労うとともに、「社会の目を意識してのめり込み問題に取り組んでいかないとこの業界に将来はない」として、同友会の今後の活躍に期待するとともに、業界が一丸となっての、のめり込み対策の重要性を訴えた。