NEXUSグループは、駐車場巡回の高度化を通じ、現場の負担軽減から業務の可視化、データ活用までを進めている。
三者三様の価値が全店導入を後押し
《D’station》などを全国に展開するNEXUSグループは7月より、想画が提供する駐車場巡回支援システム『MEGURU(めぐる)』を、駐車場を保有する全店舗に導入した。
『MEGURU』は、スマートフォンで駐車車両のナンバープレートを読み取り、巡回状況を記録・管理するシステム。AIによる車両認識で、車両情報や巡回履歴をクラウド上に蓄積し、現場から本部までの管理を支援する。
導入の背景には、従来の巡回体制をより効率的かつ安定的に運用していきたいという考えがあった。各店舗ではこれまでも紙のチェックシートを用いて1時間に1回の巡回を実施してきたが、より統一的な運用と、本部・管理側でも各店舗の実施状況を確認しやすい仕組みづくりが求められていた。
「店舗業務と並行して巡回を行う中で、もっと効率よく、しっかり巡回できる仕組みにしたいと考えていました。特に夏場はスタッフの身体的な負担も大きいので、安全面を確保しながら、無理なく続けられる体制にしていきたいという思いがありました」と、同社コーポレート管理部の木村護氏は振り返る。
『MEGURU』導入を後押ししたのは、コストパフォーマンスに加え、立場ごとに異なる導入メリットだった。経営層は車両データのマーケティング活用、管理層は巡回状況の可視化や、万一の際に確認できる巡回記録の蓄積、現場は巡回の工数や身体的負担の軽減を評価。「データ活用」「可視化・リスクヘッジ」「業務負担の軽減」という三者三様の価値が、全店導入につながった。
現場・管理を変える蓄積データの可能性
実運用では、巡回済み車両を音声で判別でき、未確認車両に集中できる環境に。巡回業務の効率化につながり、店舗によっては巡回時間の短縮もみられている。
本部・管理側は巡回状況を把握しやすくなった。巡回の開始・終了時刻や所要時間までデータとして残るため、店舗ごとの実施状況を客観的に認識できる。
「可視化されたことで、店舗毎の巡回状況がこれまで以上に見えるようになりました。大事なのは、状況を把握するだけではなく、その背景をきちんと現場に聞くことだと思っています。状況に応じて必要なサポートにつなげることで、より安定した巡回体制にしていけると考えています」と木村氏。
最後に木村氏は「駐車場巡回は業界全体で取り組むべき課題です。何かが起きてからでは遅く、できるうちから取り組むことが重要です。後に続いてくれる企業様がいれば嬉しく思います」と呼び掛ける。
●お問合せ
NEXUSグループ
https://nexus-group.jp/
株式会社 想画
https://meguru.run/




