全商協が協賛する認定特定非営利活動法人児童虐待防止全国ネットワークは7月26日、東京・港区のグレイドパーク新橋駅前で「子ども虐待防止オレンジリボン運動公式ポスターコンテスト2026」の表彰式を開催した。

今回で18回目となる同コンテストには、一般部門542作品、ユース部門(中学生以下)186作品の計728作品が寄せられた。4月に選考会を実施したほか、趣旨に賛同する自治体、団体、企業による審査を経て各賞を決定。当日は受賞作品の発表と表彰が行われた。

全商協賞には髙橋英一さんの作品が選ばれ、中村昌勇会長から表彰盾と記念品が贈られた。髙橋さんの作品は「子どものサインを見落としていませんか?」とストレートに問いかける表現が特徴。中村会長は「見た方が分かりやすい、素晴らしい作品」と評価し、受賞をたたえた。

中村会長は、全商協がオレンジリボン運動への協賛を始めた経緯について「当時の理事長から活動について伺い、全国に広めたいと感じたことがきっかけ」と説明。約10年前から活動を続けていることを紹介した。また、パチンコ業界が社会貢献に真剣に取り組むことを目的に社会貢献委員会を設置し、さまざまな活動を行ってきたとした上で、「子どものサインを見落としていませんか?」という作品のメッセージが役員や社会貢献委員に強く印象を与えたことから、全商協賞に選出したと述べた。

髙橋さんは作品制作のきっかけについて、5年前に自宅近くで子どもの叫び声が聞こえ、息子から「虐待じゃないか」と指摘されたものの、さまざまなことを考えて行動に移せなかった経験を紹介。その後も心に残っていたところ、オレンジリボンポスターコンテストの募集を知り、応募したという。「絵ではなく文字をメインにして、子どもだけではなく、大人や第三者にも伝わってほしいと思い制作した」と作品に込めた思いを語った。