ユニバーサルエンターテインメントは8月7日、2026年12月期第2四半期(中間期)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比23.1%増の765億6600万円、営業利益は102億1900万円となり、前年同期の8億4700万円から大幅に増加した。遊技機事業が好調に推移し、全体業績をけん引した。

遊技機事業の売上高は459億2600万円で、前年同期比69.1%増。営業利益は141億6600万円となり、前年同期比173.7%増と大幅な伸びを記録した。調整後EBITDAも151億5600万円で、前年同期比148.3%増となった。

同社によると、遊技機市場ではスマートパチスロの新台販売が好調に推移し、稼働面でも市場全体をけん引。一方、パチンコは全体的な稼働低迷を背景に販売市場の縮小傾向が続いているという。

こうした市場環境の中、同社はパチスロで11年ぶりとなる「ミリオンゴッド」シリーズ正統後継機「スマスロ ミリオンゴッド-神々の軌跡-」を投入。さらに「スマスロ バイオハザード RE:3」や新規IPの「スマスロ BIRDIE WING -Golf Girls' Story-」などを販売した。

なかでも「スマスロ ミリオンゴッド-神々の軌跡-」については、同社自身が「市場からの評価も高く、パチスロ市場を牽引する機種の一つ」と説明している。

当中間期の遊技機総販売台数は8万7915台。決算短信によると、市場環境の変化に対応した商品投入と販売施策の強化により、安定した販売実績を確保したとしている。

第3四半期は、パチスロで「戦国コレクション6」「スマスロ やじきた道中記参る!」「スマスロ タコスロ」を投入するほか、パチンコでは「PA愛の不時着 99スイート ver.」の販売を開始している。

連結全体では、IR事業が減収となった。IR事業の売上高は301億2600万円、営業損失は13億6800万円で、前年同期の営業損失13億1800万円から赤字幅が拡大した。フィリピンのゲーミング市場における競争環境の変化やマクロ経済の影響などが響く一方、「OKADA PLAY」の開始などオンラインと実店舗を組み合わせた収益基盤の多様化を進めている。

2026年12月期の通期業績予想は、売上高1400億円、営業利益160億円、経常利益22億円、親会社株主に帰属する当期純利益20億円で、2月12日公表の予想から変更していない。