回胴式遊技機商業協同組合は7月13日、東京・上野の東天紅上野本店で関東・甲信越地区研修会を開催した。
研修会では警察庁生活安全部保安課の今村浩一係長が登壇。今村係長は同組合が取り組む、幼児の車内放置対策や地域に根差した社会貢献活動について敬意を表した上で、風営法に基づく手続きの遵守や中古機流通制度の適切な運用について要請した。その中で、認定申請中の遊技機が故障したにもかかわらず、公安委員会に届け出ることなく稼働停止をした状態で認定通知書を受けた事案が数件確認されたとし、「いずれもホールの認識不足が原因であることが判明し、それぞれ部品交換を申請した遊技機はホールから撤去しているが、遊技機を稼働させなければいいというものではない」と強く協調。不適切な事案の防止に協力を求めた。
このほか4月からの保証書の電子化に伴い、申請時の書類不備について指摘したほか、5月に闇スロの摘発が2件あったことについて触れ、「新台の設置から中古移動、廃棄処分・リサイクルに至るまでの適正な管理をより一層強化してほしい」と要請した。
研修会では通常総代会の報告や各委員会報告、理事報告が行われたほか、「BT機普及に向けた取り組みについて」という講習も開催。登壇した村上和彦支部長は、日電協が掲げる、BT機の設置台数シェア10%を目指した目標「BT10」について「これは全組合員が一致団結して取り組まなければならない目的」と話し、回胴遊商として中古のBT機の導入提案や理解促進、市場調査なども進めていく予定だ。
研修会終了後に登壇した大響裕記理事長は、「高単価の機種ばかりが売れていて、ホール様もノルマ達成のためにそういった人気の機種ばかりを求めて、ファンに提供してしまう。そういった悪循環から抜け出すためにもBT機の普及が大切」と「BT10」への取り組みの重要性について述べた。また適正な取引料金を維持するためのダンピング防止策などを「試行錯誤しながら各団体と協議を重ねている」とした。
※大響(おおあえ)理事長の「あえ」の字は、正しくは上が「郷」ですが、ご覧の環境によっては正しく表記されない場合があります。
文=アミューズメントジャパン編集部

