ダイナム、全国388店舗で「推しの日」プレテスト実施 「ダイナム金町南口店」でも新規接点づくりを検証
遊技通信2026年5月7日
5月2日と3日に「推しパチの日・推しスロの日(推しの日)」プレテストが全国1980店舗で実施され、ダイナム(本社・東京都荒川区西日暮里、保坂明代表取締役)は388店舗で参加した。「推しの日」は、無料で遊技を体験できる「お試しプレイ」と、「推しの日賞品の入荷」を柱とする取り組みで、ダイナムは新たなファンとの接点創出に向けた施策として展開した。
ダイナムでは、設備、情報システム、店舗運営、営業などの関連部門を横断する体制を整備。全店参加を前提にした運営方針を整理し、連れパチの促進や店舗近隣の企業訪問、SNSによる事前周知も行った。
全国388店舗で「お試しプレイ」としてスマパチ3,929台、スマスロ3,892台の計7,821台を設置した。各店ではパチンコ10台以上、スロット10台以上を一つの目安とし、若年層や未経験者が入りやすい機種の選定、分かりやすいコーナー展開、専属スタッフの配置などを進めた。既存客への訴求に加え、これまで遊技に触れる機会の少なかった層にも来店のきっかけを広げる狙いがあるとしている。
「ダイナム金町南口店」(東京都葛飾区、総台数680台)では、学生が多い立地特性を踏まえ、若年層を意識した取り組みを展開した。プレテストに向けて数日前からポケットティッシュの配布などで連れパチのきっかけづくりを進め、当日は、興味を示した来店者に対し、無料で遊べるコーナーであることや景品交換はできないことを丁寧に案内し、初心者には遊技の流れをスタッフが一から説明する体制を整えた。
運営面では、初めて遊技する人でも安心して体験できるよう、通常より厚い人員体制で対応したという。実際に初日は開始から約4時間の時点で、まったく遊技経験のない来店者を含む「連れパチ」が2組あり、無料体験が新たな来店・着席のきっかけの一つになった様子がうかがえた。また、「推しの日賞品の入荷」も来店動機を広げる要素として位置づけられ、体験と賞品の両面から施策が構成された。
店舗では、お試しプレイ利用者へのアンケート謝礼としてボックスティッシュを配布。アンケート回収ではノンユーザーや休眠層の反応が比較的得られ、のぼりや店頭告知を見て入店した層の方が、既存客より協力的な傾向もみられたとした。
今後の改善点として同店の渡辺一志ストアマネージャーは、より早い段階での周知や地域事業者への訪問を強化できれば、「何をやっているのか」「本当に無料なのか」といった疑問にその場で答えられ、不信感の払拭にもつながるとの見方を示した。
ダイナムは今回のプレテストを、短期的な施策にとどまらない中長期のファンづくりへの投資と位置づけている。無料で遊べる「お試しプレイ」と「推しの日賞品の入荷」を組み合わせることで、これまで接点の薄かった層にも来店と体験の入口を用意し、将来的な遊技人口の広がりにつなげていく構えだ。ダイナム金町南口店での取り組みは、その方向性を具体的に示す事例の一つとなった。