厚木市遊技場組合、市内38ヵ所の児童館に書籍計1,140冊を寄贈
グリーンべると2025年12月18日
神奈川県厚木市・愛川町のパチンコホール9店舗が加入する厚木市遊技場組合(山口健二組合長)は12月16日、社会貢献活動の一環として、中古書籍1,140冊を厚木市に寄贈した。
寄贈した中古書籍は、同組合が12月28日に開催するパチンコ・パチスロファン感謝デー「厚フェス」の商品購入先である、そごう・西武の協力で調達したもの。未就学児や小学生に読書を通じて、喜びや好奇心を広げ探求心を育んでもらいたいという想いから、市内38ヵ所の児童館に30冊ずつ配架される予定となっている。
当日は厚木市役所で贈呈式が行われ、同組合の山口組合長、赤羽良太事務局長が出席。厚木市からは山口貴裕市長のほか、児童館への書籍寄贈に向け各種調整に尽力した厚木市議会・望月真実副議長が臨席した。山口組合長は「望月様をはじめ、多くの方々のご協力を得て、たくさんのお子様に書籍を届けることができること、感謝申し上げますとともに嬉しく思います。私たちはパチンコ業を主としており、18歳以上の方との接点が多い業種ですが、このように未来あるお子様に対する活動ができたことは、組合としても大きく今後の発展に繋がっていくのではないかと考えています」と挨拶。
これに対し、山口市長は「児童館は世代や地域を超えて子どもたちが集まり、ともに遊び、学ぶことができる憩いの場です。そんな中、今回、素晴らしい書籍をご寄付いただけることに心から感謝申し上げます。いただいた書籍は12月23日、24日に各児童館へ配架されると伺っております。まさにサンタクロースからのクリスマスプレゼントということで、子どもたちも大喜びしてもらえるのではないかと思っています。今後も、厚木市として児童館の充実を図っていきたいと考えておりますので、引き続きお力添えをいただければと思います」と感謝を述べた。
同取組みは今回が初となる。同組合では今後も社会貢献活動に注力していく方針だ。