「遊技産業が社会から必要とされる存在に」、MIRAIぱちんこ産業連盟が設立5周年記念祝賀会
遊技日本2025年11月17日
MIRAIぱちんこ産業連盟は11月12日、都内台東区の東天紅において「設立5周年記念祝賀会」を開催。会員企業と業界関係者ら220名が集い、節目を祝った。
はじめに金光淳用代表理事は、コロナウイルスが蔓延し不透明な社会情勢の中で同友会とPCSAが合併した当時を振り返りながら、連盟の持続的活動への協力に謝意を述べた。「各種ガイドラインの策定で営業の幅が広がり、ファン拡大施策への試みを進めてはいるものの、現状を見るとファン人口の回復には至っていない。日本にとってこの業界がなくてはならない存在にしていくために、関係者のお知恵やご指導を仰ぎながらこの5年を一つのきっかけに、業界の未来をより良くしていきたい」と決意を語った。
来賓挨拶で登壇した警察庁生活安全局保安課の保坂啓介課長は、業界の健全化に向けた尽力に敬意を示し、特に連盟が積極的に推進した広告宣伝ガイドラインの拡充にも触れ、一層の健全化に期待を寄せた。さらに、「今年はギャンブル等依存症対策推進基本計画の変更、法改正があり、政府を挙げてオンラインカジノ対策に力を入れた1年だった。今後、オンラインカジノ対策や大阪IRの開業に向けた動きへの関心の高まりから、依存対策はさらに世間の注目を集めると予想する」として、変更された基本計画に基づく取り組みを進めるよう求めた。
続いて、阿部恭久理事長(全日遊連)、西村拓郎会長(日遊協)、榎本善紀理事長(日工組)が祝辞を述べ、阿部理事長は連盟の未来を見据えた精力的な活動やファンの裾野を広げる各種取り組みについて、まさしく未来を創るMIRAIの名にふさわしいものと評価。「今後も連携をさらに深めながら業界の健全な発展と社会的信頼の向上、ファンが快適に遊技できる環境が構築できるよう共に取り組んでまいりたい」と、設立5周年を祝した。