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SANKYO、中間期の営業利益390億円 ヒット機『e 東京喰種』などパチンコ販売16万台突破 グリーンべると2025年11月6日

SANKYOは11月6日、2026年3月期第2四半期(2025年4月~9月)の連結決算を発表した。売上高は1,004億円(前年同期比10.7%増)、営業利益は390億円(同7.6%増)、経常利益は399億円(同8.7%増)、純利益は287億円(同9.7%増)となり、前年同期から増収増益を確保した。

上期は、パチンコ市場で「ラッキートリガー3.0プラス(LT3.0プラス)」搭載機の普及が進み、スマートパチンコ機の稼働が上向いた。SANKYOグループでは人気アニメとのタイアップ機を中心に積極展開を図り、『e 東京喰種』『eフィーバー炎炎ノ消防隊2』『eフィーバーブルーロック』などが好調に推移。特に『e 東京喰種』は市場稼働を牽引するヒットとなり、複数回にわたり増産対応を実施した。この結果、パチンコ機関連事業の売上高は748億円(前年同期比97.1%増)、営業利益は353億円(同122.9%増)を計上。販売台数は16万台(前年同期8.3万台)と大きく伸長した。

一方、パチスロ機関連事業は前年より販売タイトル数が減少し、売上高173億円(同55.8%減)、営業利益67億円(同71.0%減)にとどまった。上期は『LBパチスロ ヱヴァンゲリヲン ~約束の扉~』などを販売したが、タイトル数の少なさが響いた。

下期はパチンコで複数の新機種およびリユース機を投入予定で、『e 新世紀エヴァンゲリオン ~はじまりの記憶~』『eフィーバーBASTARD!! -暗黒の破壊神-』『ゴジラ対エヴァンゲリオン2』などの大型版権タイトルを展開する。通期販売計画23万台の達成を見込み、4年連続となるパチンコ販売トップシェア獲得を目指す。パチスロについても、『Lパチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ2』『Lパチスロ 炎炎ノ消防隊2』など、複数の新機種投入を計画している。

通期業績予想は据え置きで、売上高1,850億円、営業利益630億円、純利益440億円を見込む。上期時点での進捗率は売上・利益ともに50%を上回り、計画通りの推移を示している。同社は今後もLT3.0プラス搭載機を中心としたスマートパチンコのラインナップ拡充を図りつつ、「KUGITAMA」などデジタル領域でのブランド施策を推進。パチンコ・パチスロ両市場の安定成長とファン層拡大を目指す構えである。

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