日本が事業停止、自己破産申請へ(富山県)
遊技通信2025年8月27日
民間信用調査機関によると、富山県でホール運営をしていた日本が8月20日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが分かった。
同社は、1968年に創業、1973年に法人改組されたパチンコホールの運営業者。滑川店、黒部店、小杉店、上市店の4店舗でパチンコホールおよびパチスロホールの営業を展開し、ピーク時の1985年6月期には年売上高約67億円を計上していた。しかし、近隣同業者との競合激化や法改正による影響を受け、来客数の減少が続き、1997年4月までに3店舗(黒部店、小杉店、上市店)を閉鎖。その後も減収傾向で推移し、2024年6月期の年売上高は約4億8,000万円に落ち込んでいた。この間、採算確保に苦戦を強いられ、赤字決算が続いたことで資金繰りがひっ迫し、先行きの見通しが立たなくなった。
負債は約3億9,000万円。