警察庁保安課まとめ、令和6年末の店舗数は7,083店に
遊技通信2025年4月7日
警察庁生活安全局保安課がまとめた「令和6年における風俗営業等の現状と風俗関係事犯等の取締り状況について」によると、令和6年12月末現在における全国の店舗数は6,706店で、前年比377店の減少となった。平成7年の1万8,224店をピークにこれで29年連続の減少。このうち回胴式等の専業店は25店減の443店だった。
台数規模別の店舗数では、「100台以下」が256店と(前年比19店減)、「101台~300台」が1,419店(同211店減)、「301台~500台」が2,294店(同163店減)、「501台~1,000台」は2,338店(同8店減)、「1,001台以上」は399店(同24店増)。かつてのボリュームゾーンだった500台以下の店舗は大幅に減少した一方で、1,000台以上の店舗は増加傾向にある。1店舗当たりの平均設置台数も前年比12.4台増の496.0台となり、大型化がさらに進んでいる。
遊技機設置台数は332万5,890台(前年比9万9,356台減)で、ぱちんこ機が200万台割れの196万9,913台(同10万7,728台)と店舗数の減少に比例しているのに対し、回胴式遊技機は135万5,839台(同8,373台増)とスマスロの好調もあって増加に転じた。
またパチンコ営業における行政処分件数は180件で、一昨年の397件、昨年の208件から減少。ここ5年間で最も少なかった。