7月の型式試験実施状況、パチスロの適合率が若干上昇
遊技通信2025年8月2日
保通協とGLI Japanがまとめた2025年7月の型式試験実施状況によると、パチンコ機の適合数は前月より19件減少した27件となり、適合率も11.8ポイント減の22.5%となった。パチスロ機の適合数は同13件増加した21件となり、適合率も6.6ポイント増の13.4%となった。
機関別に適合数を見ると、保通協ではパチンコ機は前月より17件減少した20件、パチスロ機は同9件増加した15件となった。一方GLI Japanではパチンコ機は同2件減少した7件、パチスロ機は同4件増加した6件だった。
不適合事例として、試射試験およびシミュレーション試験の結果が規則で定める値を超えた事例のほか、遊技機の試験では「遊技球が普通電動役物に係る入賞口へ入賞したにもかかわらず、払出を行わないことがある性能を有していた。」(パチンコ機)、「異なる回路構成を持つ基板に対し、過去に適合した基板と同一の管理番号を付与していた。」(パチスロ機)が掲載された。設計書等審査では「普通電動役物に係る入賞口の開閉動作によって、遊技球が遊技盤上に留まる性能を有していた。「遊技盤上に留まった遊技球が、普通電動役物に係る入賞口に向けて落下する性能を有していた。」(パチンコ機)、「再遊技が作動しているにもかかわらず、遊技者が特定の操作をしなければ回胴回転装置を作動させるためのレバーが有効とならないため、回胴回転装置を作動させることができない性能を有していた。」「再遊技が作動しているにもかかわらず、遊技者が特定の操作をしなければ回胴回転装置を作動させるためのレバーが有効とならないため、回胴回転装置を作動させることができない性能を有していた。」(パチスロ機)などが掲載された。