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注目の『P-スキップ』搭載機を徹底取材 アミューズメントジャパン2025年3月28日

KYORAKUグループは3月25日、直営店「サンシャインKYORAKU」の全店で話題の『P-スキップ』搭載機『eシン・ウルトラマン』の先行導入を開始した。アミューズメントジャパン編集部では先行導入初日のデータやユーザーの声から見えた『P-スキップ』を活かす運用法をご紹介する。

『eシン・ウルトラマン』は、いわゆる演出カット機能『P-スキップ』を搭載した話題の遊技機。左打ちと右打ちの間にある、『P-スキップ』ロゴが目印のポケット(賞球1個)に打ち込むことで、通常時のハズレ変動をスキップできる。まさに現代社会の消費行動モデルに即したタイムパフォーマンス重視のパチンコだ。

ホール目線で見ると、ユーザーが『P-スキップ』を使用することで非搭載機に比べてアウトが上昇。それにより高スタートでも適正粗利が見込める。ユーザーが高スタートを実感することで客滞率は向上、スマパチがより遊技客から支持されると予想される。

直営店に先行導入
初日のデータを振り返る

3月25日、平針店、南店、植田店に計14台の『eシン・ウルトラマン』が先行導入された。終日満台で好スタートを切った初日の様子を株式会社京楽パーラー事業部の守武志部長はこう振り返る。

「朝から全店で満台となり、1人のお客様が終日遊技されている台も複数台ありました。先行導入ではこうした状況も珍しくないのですが、驚いたのはアウトの高さです。『魔法少女まどか☆マギカ』や『SAO』の先行導入時よりも圧倒的に高く、『P-スキップ』の効果を実感しました」

『eシン・ウルトラマン』の先行導入初日のアウトは平均6万1280個。同じく先行導入初日のデータとして、『eソードアート・オンライン 閃光の軌跡』が平均5万3710個、『P魔法少女まどか☆マギカ3』が平均5万1420個。比較対象が「SAO」、「魔法少女まどか☆マギカ」という大人気コンテンツながら平均で1万個程の差がついていることを見ると、キャッチフレーズである“タイパパチンコ”の性能は明らかのように感じた。

25日の最高アウトは、9時オープンで7万3590個。これは羽根モノや昔のチューリップ台を除いて、近年のパチンコではなかなか見ない数値だ。導入初日の客滞率も『SAO』が184%、『魔法少女まどか☆マギカ』が161%だったのに比べて、『シン・ウルトラマン』は282%という驚異的な高さを示した。
※補足:アウトは14時開店の時短営業店舗を除いた平均値。客滞率は全店舗平均値。

もちろん客滞率はスタート率や大当たり回数などによって変わってくるが、それでもこの数値は驚異的。ユーザーが『P-スキップ』やスペックの魅力、高スタートを実感できれば、ホールは高いアウトを維持しつつ、自店の人気機種として長期的な運用が見込めそうだ。

『P-スキップ』を使ってもらうために
まずは“興味を持ってもらうこと”が大切

成果を残す『P-スキップ』だが、来店客が使用しなければこれまでのパチンコと変わらない。もちろん演出を見たいというユーザーも一定数いるが、『P-スキップ』の存在を知ってもらい使用してもらうことで意味を成す。その中で「サンシャインKYORAKU」では、ユーザーに向けて、『P-スキップ』の認知を広める新たな試みを多数実施した。

まずは『P-スキップ』に興味を持ってもらうため、『タイパパチンコ』というフレーズで、ポスターやのぼり、タペストリーなどを店内に設置。サイネージやポスターには、『P-スキップ』の詳細な説明も行った。新機能に興味を示すユーザーが多く、立ち止まって熟読する常連客が散見された。

SNS告知のほかにも、京楽産業. 名古屋支店のショールームに一般のユーザー約50人を招いた試打会を開催。参加者アンケートでは、参加者の93%が「ホールでも打ちたい」と回答し、その内86%が「『P-スキップ』機能を使う」と答えた。

加えて導入初日からは、ユーザーに『P-スキップ』の説明を行うコンパニオン「P-スキップガール」を店内に配置。『P-スキップ』の利便性を理解してもらい、使用してもらうための環境を整えた。

「『eシン・ウルトラマン』は幅広い年齢層に支持を受けるコンテンツなので、『P-スキップ』を知ってもらう上で最適な遊技機と言えます。あとはお店側がお客様に如何に『P-スキップ』の魅力を伝えられるかが高稼働のポイントになります。理解いただければ結果は付いてくるので、導入から1週間は環境づくりに力を入れたいと思います」(守部長)

来店客の使用率は7割以上
「スキップできるので時間効率が良い」

気になる『P-スキップ』の使用率だが、アミューズメントジャパンが調査したところ、「使う人」が75.7%、「使わない人」が24.3%という結果だった。実際に使用した感想をユーザーに聞いてみた。

『P-スキップ』を気に入って使いまくっています(笑) 絶対外れるであろうスーパーリーチなどをスキップできるので、時間効率がいいですよね。今日は開店から14時まで休憩せずに打ちましたが、初当たりは11回も取れました。明日も朝から打ちに来たいと思います」(市内在住40代男性)

「最初は演出を見たかったのでは使いませんでしたが、ある程度リーチ演出の強さとかを見れたので、そこからは『P-スキップ』を使っています。カスタムをして熱いのが来たときは見る、それ以外はスキップするみたいな感じで使用しました。期待していないときに無駄に待つことがないのはいいですね。期待以上に楽しかったです」(市内在住20代男性)

アミューズメントジャパン調査では、『P-スキップ』について肯定的な意見が多く、「P-スキップガール」からの説明もあったためか、若年層だけでなく年配層も使用する姿が見られた。

好調な滑り出しを見せた『eシン・ウルトラマン』。スマパチ導入初期の失敗は、ユーザーにスマパチの利点を十分に訴求できなかったことが反省点として挙げられている。そんな中、「サンシャインKYORAKU」ではその反省も踏まえて、現代社会の消費行動モデルに即した「タイパパチンコ」というキャッチーなワードを前面に出し、さまざまな訴求方法でユーザーの興味を惹くことで『P-スキップ』の楽しみ方を浸透させた。現状、一定の成果を出した『P-スキップ』は、ホールとユーザーの双方にメリットを生む新機能だけにいかにユーザー認知が進むかが稼働の鍵となる。

話題の「eシン・ウルトラマン」の全国導入は4月7日からを予定。『P-スキップ』が新時代のパチンコのスタンダードになり得るか、今後の動向に注目だ。

文=アミューズメントジャパン編集部

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e シン・ウルトラマン

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