「情報提供端子板」対応機9社15機種に拡大
グリーンべると2008年9月16日
パチンコパーラーの全国組織である全日遊連の要望により、パチスロ機のゴト対策強化を目的に開発された「情報提供端子板」(製造/三球電機製作所)の対応機が9月に入って『信長の野望オンラインⅤ』(IGTジャパン)と『イルカ夫人』(アビリット)、それに『キャッツ・アイY』(オリンピア)の3機種が追加され、これまでの累計で9社15機種になっていることがわかった(9月16日現在)。
対応機は昨年12月の『ダイナマイトリターンズ』(IGTジャパン)を第1弾に8月までに8社から12機種が登場。『ダイナマイトリターンズ』(IGTジャパン)、『ビートマニア』(KPE)、『デジスロF』(ベルコ)、『エイリアン2』(アビリット)、『めんそーれ2H』『ちゅらそ~れ』『ちゅらそ~れ-30』(エマ)、『海人』『海人-30』(トリビー)、『スーパージャックポット』『スーパージャックポットN』(ヤーマ)、『花浪漫N-30』(タイヨー)というラインナップだった。
従来のパチスロ機のセキュリティー信号はメーカー各社がそれぞれの判断で必要と考える信号を任意で出力していた。これに対し対応機は機械内部で検知される4つのセキュリティー信号の出力を約束しているのが最大の特長。「ドア開放信号」「設定変更確認信号」「メダル投入不正検知信号」「メダル払出不正検知信号」の4つを必ず出力する仕組みで、情報提供端子板は対応機から送信されるこの4つの信号をホールコンピュータや呼出しランプに表示し、不正ゴトの常時監視を可能にしている。また未対応機でも情報提供端子板のスイッチを切り替えることで任意で出力されている従来のセキュリティー信号の出力に対応する。
「情報提供端子板」はパチスロ機1台につき1枚が外付けされるが、一度配線工事をすれば台入替のたびに交換する必要がない。