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特サビ2024年10月期、1日あたりの台売上高が今年最低の11,900円台に下落 遊技通信2024年12月17日

経済産業省はこのほど、2024年10月期の特定サービス産業動態統計を発表した。

1日あたり台売上高は前月比704円減の11,965円となり、今年の最低値となった。調査対象の設置台数が増加した一方で、売上高が大幅に減少したことにより、大幅な下落ということにつながった。

10月はパチンコで10機種、パチスロで6機種の新台がリリースされた。  注目タイトルであったスマスロ『Re:ゼロから始める異世界生活 season2』は、導入直後から市場の期待に応えられず、稼働が急落し厳しい結果となった。今年リリースされたパチスロの中で2番目に多い導入台数だったことが、逆に売上の鈍化を後押しする形となった。 

一方、パチンコではLT搭載機が2機種登場したものの、全体では導入初週から2週目にかけて新機種の平均遊技人数が大幅に減少した。 

新機種に飛びついてはみたものの、新鮮味が感じられず、短期間で見放される結果となった。そもそも導入初週から客の食いつきが悪い状況であった。 

原因のひとつとしてプレイヤーの遊技欲求を掻き立てる「新規性」や「新鮮さ」がやや不足しているように見受けられる。現在のハイスペックカテゴリでは「2400発・80%継続」が主流になりつつあるが、出玉性能をここまで高めてもプレイヤーの反応は鈍い。「プラスαの何か」がなければ、遊技欲求に火がつかない状況になっているのではないだろうか。

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