ユエリが破産手続き開始決定受ける(滋賀)
遊技通信2024年12月10日
民間信用調査機関によると、滋賀県でパチンコ店を経営していたユエリが11月26日に大津地裁長浜支部より破産手続き開始決定を受けたことが分かった。負債額は、現在調査中。
同社は1990年に設立されたパチンコ店の運営業者。長浜市北部エリアの個人顧客を対象に、「LIBERTY(リバティ)」の店名でパチンコ128台、パチスロ58台を稼働し、ピーク時には年収入高約8億円を計上していた。
しかし近年は、無料オンラインゲームの浸透に伴い、若年層の遊技人口が減少。パチンコ市場は縮小し、主要顧客の高齢化も進んでいたうえ、収益性の悪化などから新台機種の入れ替えなどが行えず来客数は減少の一途をたどり、赤字決算が続いていた。業績回復は鈍く、企業からの資金調達などでしのいでいたものの奏功せず、事業の継続を断念した。
負債は現在調査中。