全関東遊連が定時総会、意見集約した諸課題の解決を継続
遊技通信2024年7月22日
1都10県遊協で構成する全関東遊技業組合連合会（全関東遊連、趙顕洙会長）は7月11日、第36回定時総会を東京・千代田区の東京国際フォーラムで開催した。
議事の前には功労者表彰が行われ、昨年の総会で退任した佐藤孔一前会長（新潟県遊協前理事長）など7名に感謝状が贈られた。
続いて挨拶した趙会長（埼玉県遊協理事長）は、今の業界は見直さなければならない問題が山積し、まさしく正念場を迎えているとして、「会長就任から1年が経ち、その間、喫緊の課題や諸課題にしっかりと正面から向き合って議論を重ねてきた。皆さんの知恵と戦略を結集すれば、必ずや諸問題に対して解決の糸口を見出せるのではないかと信じている。会長としての役目は皆さんの意見をできる限り集約し、それをスピード感をもって形にすることだと思っている。すでに皆さんからいろいろな意見をいただいているが、全関東遊連のパワーをできる限り発揮していきたい」と述べた。
議事では上程案件をすべて可決承認し、令和6年度の事業計画として、ファンの回復・拡大、依存問題への対応、広告宣伝及び賞品提供の適切な対応など6事業の推進を決めた。収支決算の審議では引き続き時代に合わせたスリムな運営に努めていくことを確認し、団体としての将来を見据えて諸活動と予算のより適正なバランスなどについて検討していくことも合わせて承認された。
総会後は祝賀会が催され、来賓として東日本遊技機商業協同組合の中村昌勇理事長と佐久間隆智常務理事、回胴式遊技機商業協同組合の朝野準一副理事長、高山大成常務理事、家永浩明関東・甲信越支部長の５氏が出席。中村理事長と朝野副理事長が祝辞を述べた。
