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パチンコ業界ニュース

特サビ2024年5月期、1日あたり台売上高が反発 遊技通信2024年7月18日

経済産業省はこのほど、2024年5月期の特定サービス産業動態統計を発表した。

1月期を頂点にして下降傾向にあった1日あたり台売上高は、前月比294円増の12,452円を示し、4カ月ぶりに反発した。前年同月比の上昇率の平均を比較してみると、2023年が2022年に対して9.1%の大幅アップだったのに対して、2024年(1月〜5月)は2023年(1月〜5月)に対して5.0%のアップに留まっている。5年間の推移グラフを見ても分かるとおり、2024年と2023年の差はそれほど大きくなく、年後半に向けてどうなるか注視されるところだ。

新型コロナが5類へ移行してから約1年、企業によっては10連休となった今年のゴールデンウィーク。世間では景気回復の話題を耳にするようになったが、はたしてパチンコ業界にも追い風は吹いたのであろうか。

連休前に導入された話題機種「P牙狼11」や「L押忍!番長4」は連休中も好調をキープするも「高粗利」営業の影響により、4月に続きユーザーの低貸移行に歯止めが利かない。昨今の設備投資の負担を考えるとやむを得ないのかもしれないが、1年に1度開催される「5月5日」の某機種イベントでもホールによって取り組み方が分かれたようだ。

連休明けにはパチンコは6機種、パチスロが4機種市場導入されるも大型タイトルはなく、稼働の下落を食い止めるまでに至らなかった。

下旬にさしかかると連休前に導入された稼働上位であった新台のアウトもさがりはじめ、パチンコでは長期稼働貢献機種である「e Re:ゼロseason2」、パチスロでは「Lからくりサーカス」や「Lゴジエヴァ」など導入から数カ月経過したタイトルの返り咲きが目立つようになった。改刷に向けた設備投資や高騰している機械代の早期回収が売上と粗利アップの要因となっているため、あまり喜ばしい台売上高ではないようだ。

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