全日遊連が理事会、阿部理事長は依存対策や適切な広告宣伝周知に協力を呼びかけ
グリーンべると2024年5月23日
全日遊連は5月17日、都内港区の第一ホテル東京で全国理事会を開催し、理事長候補者の選出について決議したほか、リカバリーサポート・ネットワークにより、昨年の相談事業報告書が取りまとめられたことなどを伝達した。
理事会冒頭に挨拶した阿部理事長は、ギャンブル等依存症問題啓発週間に向けた取り組みに対する協力を呼びかけたほか、リカバリーサポート・ネットワークの依存問題電話相談事業報告書が取りまとめられたことを報告。加えて、パチンコ・パチスロ社会貢献機構による2024年度第1回理事会の開催結果として、平成17年度から行ってきた社会貢献フォーラムを今年で終了し、来年度は社会貢献大賞表彰式・助成金贈呈式を見直すなど、可能な限り経費を節減し、効率的な事業運営に努めていくことになったことが伝えられた。
また、同日発表された全日遊連組合加盟店舗数の実態調査によると、2023年4月末時点の組合加盟店舗数(営業店舗数)は6,211店舗となり、前月比で5店舗減少した。4月の新規店舗数は6店舗、廃業店舗数28店舗、休業店舗数は109店舗だった。
4月末の遊技機台数は、パチンコが186万2,369台(前月比5,785台減)、パチスロが122万6,099台(同1万2,034台増)、総台数は308万8,468台(同6,249台増)と、好調なパチスロがけん引し、今年初めて遊技機台数がプラスに転じている。