平和の2024年3月期決算は減収減益 パチンコ機の販売台数が減少
遊技日本2024年5月10日
平和は5月10日、決算を発表。2024年3月期の連結業績は、売上高1,363億81百万円（前期比4.2%減）、営業利益234億30百万円（同12.9%減）、経常利益227億46百万円（同14.6%減増）、純利益166億11百万円（同19.7%減）。パチスロ機の販売台数が増加したものの、パチンコ機の販売台数が減少したことに加えて、販管費が増加したことににより、減収減益となった。
遊技機事業の売上高は401億56百万円（前期比20.8%減）、営業利益69億17百万円（同54.4%減）。パチンコ機は「バイオハザード RE:2」、「ルパン三世 銭形からの招待状」など新規6タイトルを発売し、販売台数2.8万台（前期比5.1万台減）、パチスロ機は「戦国乙女4 戦乱に閃く炯眼の軍師」、「パチスロガールズ&パンツァー 最終章」など新規5タイトルを発売し、販売台数6.5万台（同1.8万台増）となった。
2024年3月期の主な販売タイトルと販売台数は以下のとおり。
＜パチンコ機＞
●Pバイオハザード RE:2 4,090台
●eキャッツ・アイ 1,590台
●Pシティーハンター 俺の心を震わせた日 凄 ライトミドル 1,703台
●eルパン三世 銭形からの招待状 6,430台
●Pポチッと一発！おだてブタ２ 2,014台
●Pニュートキオ GREEN 956台
●その他 12,016台
＜パチスロ機＞
●L主役は銭形4 13,823台
●L戦国乙女4 戦乱に閃く炯眼の軍師 20,169台
●Lラブ嬢3～Wご指名はいかがですか？～ 5,960台
●Lパチスロガールズ＆パンツァー 最終章 14,955台
●L南国育ち 10,515台
●その他 12台
ゴルフ事業は、プレー需要が堅調に推移したほか、収益構造改善の施策の奏功、旺盛な需要を取り込んだ価格設定による顧客単価の上昇、新規に取得したゴルフ場が貢献した結果、売上高962億25百万円（前期比5.0%増）、営業利益192億50百万円（同32.0%増）と前期比で増収、増益となった。
2025年3月期は、パチンコ機6.3万台、パチスロ機7.7万台の販売を計画しており、連結業績は売上高1,582億円（前期比16.0%増）、営業利益300億円（同28.0%増）、経常利益292億円（同28.4%増）、純利益200億円（同20.4%増）の増収増益を見込んでいる。
