「トイレ困窮者に役立てて」、澤田グループが200万円
アミューズメントジャパン2024年4月2日
富山県内でパチンコホール「ノースランド」を14店舗展開する澤田グループ(富山県魚津市)は3月27日、魚津市から感謝状を贈られた。
創立60周年を記念する社会貢献活動として、市のふるさと納税型クラウドファンディング(CF)に200万円を支援したため。市役所で行われた贈呈式で、澤田修宏専務が村椿晃市長から受け取った。
市は災害発生時などに備えて、トイレ機能を有する移動式トレーラーの導入を計画していた。高額な購入費の一部に充てるため、昨年12月1日にCFで支援を呼び掛け。初期目標額の600万円に対して、1月末までに寄付者250人から1176.5万円が集まった。翌28日に一般展示されたトレーラーは今後、能登半島地震の被災地に向かうという。
同社は「今回のプロジェクトにご協力いただいたすべての関係者に心から感謝いたします。澤田グループはこれからも持続可能な社会の発展のために貢献していきます」とコメントしている。
通称「みんな元気になるトイレ」と呼ばれるこのトレーラーは、有事の際に各被災地に派遣される。導入済みの自治体は現在24を数え、「災害派遣トイレネットワーク」を構築。トレーラーを導入する自治体は全国に広がっている。
文=アミューズメントジャパン編集部