副理事長7人体制へ、星山氏を選任|全日遊連
アミューズメントジャパン2023年11月20日
全日本遊技事業協同組合連合会は11月15日、第一ホテル東京で定例の全国理事会を開催。理事会後に記者会見を開き、副理事長の増員や2024年問題への対応、ホールにおける改刷対応などについて報告した。
決議事項では、千葉県遊協理事長の星山聖達氏を副理事長に選任。機械対策委員会担当副理事長を務めることを報告した。増員の理由として阿部恭久理事長は「機械関係の問題が増えている。特に2024年問題は来年の春までに対応しなければならない。これにはメーカー、日工組、日電協、そして運送業者も関係しており、遊技機の前設置や前納品といった部分で行政側との調整も必要になる。すべてを機械対策委員会担当の平岡聖教副理事長に任せるのではなく、一人増員することを決めた」と説明。星山副理事長は「引き受けたからには、全日遊連の役に少しでも立てるように努めていく」と挨拶した。
2024年問題の現状について平岡副理事長は、「納品日の前倒しや新台の引き渡しで営業所内に倉庫がない店舗は個社で運送業者との協議が必要になるなど、最終的にどうあるべきか模索しているところ」と述べた。
ホールにおける改刷対応については、全国に設置されているユニットの中で95%はビルバリ交換やアップデートで対応が可能、対応不可なのは5%と報告。対応に関しては店舗が使用しているユニットの販売店と個々で話を進める方向になっているという。
文=アミューズメントジャパン編集部