ミクちゃんとイドムンのPV機第2弾は勝率とMY重視
アミューズメントジャパン2023年11月7日
アサヒディードとタツミコーポレーションは、プライベートブランドのパチスロ機『ミクちゃんとイドムンのミラクルチャレンジ2』(DAXEL社製)を共同開発。両社が展開する30店舗で導⼊し、12⽉9⽇より順次稼働を開始する予定だ。
同機は、前作同様「光れば当たり」という完全告知機で、技量の差が出にくいため誰もが楽しめるAタイプ。前作のPV機『ミクちゃんとイドムンのミラクルチャレンジ』(DAXEL社製)も、両社の合同プロジェクトとして開発、2021年12月に導入されたが期待通りの稼働を残すことができなかった。
そこで、前作でホールやファンから⽀持が得られなかった要因を徹底的に検証して改善した。前作が4段階設定で、「運用が難しかった」というホールの声を反映、今作は6段階に。また、出玉率を設定6で110.8%(フル攻略時)にするなど、定番Aタイプとの差別化を図った。「もっとゆっくり遊びたい」というファンの声に応え、1000円当たりのベースを約37Gから42Gに変更した。
注目すべきは、勝率とMYにこだわったスペックだ。勝率は設定6で97.2%、設定1でも30.1%と3回に1回は「勝ち体験」をすることができる。MYは1528枚(設定1)〜3608枚(設定6)と、低設定でもワンチャンでヘコミを取り戻せポテンシャルをもっている。
REGの獲得枚数は96枚と前作の104枚から若干少なくなったが、BIGは240枚で前作の195枚から大幅アップ。AタイプながらBIGに偏った時の迫力ある出玉感が魅力だ。
誰でも楽しめる完全告知機だが、上級ユーザー向けの攻略要素も採用。小役こぼしのあるチェリーとスイカを毎ゲーム狙えば、フリー打ちに比べて機械割が0.4%(設定1)〜0.6%(設定6)がアップする。フル攻略時とフリー打ち時の機械割はわずかな差であることに加え、チェリー・スイカの払い出し枚数は1枚と少ないので、短時間遊技をするライトユーザーには、「損した感」があまりない。一方、ヘビーユーザーにとっては、高設定の可能性がある時など、長時間ねばる理由となるため、稼働向上の要因となる。設定示唆要素も数多く盛り込んだ。
『ミクちゃんとイドムンのミラクルチャレンジ2』
ボーナス合成確率
1/163.4(設定1)〜1/113.4(設定6)
出玉率(フリー打ち時)
97.0%(設定1)〜109.5%(設定6)