8月の型式試験適合率 パチンコは改善、パチスロはほぼ横ばい
遊技通信2023年9月4日
保通協とGLI Japanがまとめた2023年8月の型式試験実施状況によると、パチンコ機の適合数は前月から12件増の33件となり、適合率は2.4ポイント増の25.2%となった。またパチスロ機の適合数も前月から4件増の24件となり、適合率は0.2ポイント増の20.2%だった。
機関別に見ると、保通協では、パチンコ機の適合数は前月より7件増加した20件、パチスロ機の適合数も前月より5件増加した18件となった。一方GLI Japanも、パチンコ機の適合数は前月より5件増加した13件、パチスロ機の適合数は前月より1件減少した1件だった。
不適合事例として、試射試験の結果が規則で定める値を超えた事例のほか、遊技機の試験で「大入賞口が、おおむね10個を超えて入賞する性能を有していた。」(パチンコ機)と「回胴回転装置を作動させるための操作をしてから回転停止装置を作動させて全ての回胴が停止するまでの間に、回胴に対する照明の明るさを変化させ、図柄をおおむね識別することを阻害する性能を有していた。」(パチスロ機)、対比照合審査で「周辺基板ケースにかしめ部品の一部が装着されていないため申請書添付書類と異なっていた。」(パチスロ機)などが掲載された。