オーカコーポレーションが破産手続き開始決定受ける(香川)
遊技通信2023年9月4日
民間信用調査機関によると、香川県内でパチンコ店を経営していたオーカコーポレーションが8月21日に高松地裁丸亀支部より破産手続き開始決定を受けたことが分かった。負債額は、約3億円とみられる。
同社は1998年に設立され、かつて閉店したパチンコホールの施設を利用して2000年1月にオープンした。1店舗での運営ながら、地元密着による取り組みで来店客を確保していた。
しかし、県外大手資本や地元有力パチンコホールとの競合に加え、改正風営法規則が施行されたことで射幸性が薄れ、来店客数は漸減していた。2020年に入り、新型コロナウイルス感染拡大の影響で来店客数がさらに減少し、低調な収益性を余儀なくされていた。その後も業況の改善が図れないなか、先行きの見通しが立たなくなり、今年4月には会社分割により別企業へパチンコホールの運営を承継し、当社は今回の措置となった。なお、上記の通りパチンコホールの運営は継承した企業が現在も行っている。