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平和の第1四半期決算は増収減益、遊技機事業は販売台数減少・コスト増加 遊技日本2023年8月9日

平和は8月9日、2024年3月期の第1四半期決算を発表。売上高349億42百万円(前年同期比0.6%増)、営業利益74億91百万円(同4.6%減)、経常利益74億36百万円(同5.0%減)、純利益49億43百万円(同7.7%減)の増収減益となった。

遊技機事業の売上高は93億04百万円(前年同期比4.9%減)、営業利益15億19百万円(同34.8%減)。パチンコ機は「ルパン三世 THE FIRST」「バイオハザード RE:2」等を発売し、販売台数10,531台(前年同期比6,966台減)、パチスロ機は「主役は銭形4」を発売し、販売台数11,539台(前年同期比5,485台増)となり、パチスロ機の販売台数が増加したものの、パチンコ機の販売台数が伸び悩んだため、前年同期比で減収減益となった。

1Qの主な販売タイトルと販売台数は以下の通り。

【パチンコ機】
●バイオハザード RE:2…4,090台

【パチスロ機】
●主役は銭形4…11,527台

ゴルフ事業の売上高は256億38百万円(前年同期比2.8%増)、営業利益66億55百万円(前年同期比6.4%増)。売上高は5月、6月の大雨や台風の影響により来場者数が減少したが、収益構造改善の施策や、旺盛な需要を取り込んだ価格設定を行うことで顧客単価が上昇。また、前期に取得したゴルフ場が貢献したことにより増収となった。利益面は売上高の増加に加え、水道光熱費の減少等により増益となった。

通期連結業績予想については前回発表値を据え置き、売上高1,546億円(前期比8.7%増)、営業利益300億円(同11.5%増)、経常利益287億円(同7.8%増)、純利益210億円(同1.5%増)の増収増益となる見通し。遊技機事業における販売台数は、パチンコ機7.9万台、パチスロ機6.1万台と、前期比で1.3万台増を見込んでいる。

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