西村会長「スマート遊技機は希望の光」
アミューズメントジャパン2023年6月16日
日本遊技関連事業協会は6月13日、ハイアット・リージェンシー東京(新宿区)で通常総会を開催。東野昌一副会長の退任に伴って、金光淳用氏を副会長に選任した。
西村拓郎会長は冒頭挨拶で「パチンコホールの店舗数や遊技人口がシュリンクする中で、スマート遊技機は我々の希望の光。スマート遊技機だけでなく日工組、日電協加盟メーカーには鋭意、新台開発に尽力いただいている」として、遊技機がファン拡大の糸口になるとの期待感を込めた。
他方でキャッシュレス化についても言及。「パチンコ産業がガラパゴスになっている状況は否めないが、ホールが導入する際にもメーカーが開発する際にも費用はかかる。どのように導入にこぎつけていくか、前向きに進んでいけるようにみなさまのご協力をいただきたい」と呼びかけた。
金光副会長は就任挨拶で「大変身の引き締まる想い。私個人は甚だ浅学・非力でお力になれるか定かでないが、ともに活動するMIRAIのメンバーがもつ“業界を良くしたい、明るい日本をつくりたい”という想いを役立てたい。チーム西村の一員として、身を粉にして働く所存」と決意を表明した。
行政講話では警察庁生活安全局保安課の松下和彦課長が登壇した。松下課長は、広告・宣伝の健全な運用や、のめり込み・依存防止対策、ホール営業に関する不正防止対策について要請。運送業の2024年問題や流通制度におけるペーパレス化などの諸課題に対して、業界の取り組みを支援したいと述べた。