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兵庫県遊連青年部会が総会、継続して青年部会の特色を生かした社会福祉貢献活動を 遊技日本2023年5月19日

兵庫県遊連青年部会は5月11日、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸にて第48回定時総会を開催。令和4年度事業報告、令和5年度事業計画など上程された全3議案は全て滞りなく原案通り可決承認された。

冒頭、檀上に立った新井稔史部会長は、3年ぶりに開催された第12回全国青年部交流会への参加など部会活動について報告したほか、社会貢献活動については「『第9回はぁ~とふるふぁんどフェスタ』では、多くの人に楽しんでいただいた。引き続き各福祉団体と連携を取り、青年部会の特色を生かした社会福祉貢献活動に力を入れていきたい」と抱負を語った。

最後に「依存症対策の推進をはじめ、若者の遊技客の取り入れや新紙幣における諸設備投資など課題は山積しているが、業界が目指す安心して遊べる身近で手軽な大衆娯楽の基盤を確立するため、我々青年部会が一致団結して業界の健全化と発展に向けた努力を続けていかなければならない」と述べ、組合員に理解と協力を求めた。

続く記念講演では、minitts代表取締役の中村朱美氏が登壇。「『伯食屋』の働き方改革~飲食店常識を覆す新しいビジネスモデルに学ぶ~」と題した講演を行った。中村氏は「飲食店と皆様の業種は全く違うが、根本的なところのお金の考え方や集客の仕方、経営というのは同じ部分がある」として、飲食店をベースにした経営方針について熱弁した。

総会には、兵庫県警察本部生活安全部保安課の堀本泰史課長のほか、末松信介参議院議員秘書の江南誠人氏、兵庫県遊連の平山龍一会長らが来賓。

江南秘書は国会会期中で出席できなかった末松信介参議院議員の祝辞を披露。「業界においては参加人口と市場規模に下げ止まりの傾向が見えてきたが、一時は30兆円産業、遊技人口3,000万人と人気を博した頃と比べると大幅に減少している。若者をどう取り込むかが最も重要で、非接触型でゲームの自由度の高いスマート遊技機は今後のカギとなる。パチンコが身近で手軽な大衆娯楽の場であり続けるための努力を積み重ねていただき、また防犯活動や安全活動、社会福祉への貢献活動に取り組まれてきた実績を、私も国政の場でアピールしていきたい」と代読した。

続いて堀本保安課長は、青年部会の様々な社会貢献活動を高く評価しつつも、依存対策や子供の車内放置防止、適正な広告宣伝について継続した取組みを要請。「今後も若い力と柔軟な発想で様々な課題を乗り越え、より健全なホール運営で多くの方に憩いと安全安心を提供し、付近住民に親しまれ愛される施設として地域に定着することを願っている」と祝辞を述べた。

平山会長は「兵遊協として過去の先輩方が残してくれたものを引き継ぎ、未来に繋げていくためにも、青年部の知恵と力を借りて一致団結し、未来のために今できることを一つひとつ確実に実行していきたい」と述べ、今後の組合員の活動に期待を寄せた。

総会終了後には、新型コロナウイルス感染拡大が落ち着きつつある現状を踏まえ、感染防止対策を徹底したうえで懇親会も開催された。

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