日工組が「KIBUN PACHI-PACHI 委員会」を発足
アミューズメントジャパン2023年4月21日
日本遊技機工業組合は4月21日、「KIBUN PACHI-PACHI 委員会」を発足。都内で記者発表会を開催した。
発表会の冒頭で登壇した日工組の榎本善紀理事長はKIBUN PACHI-PACHI 委員会について、「スマート遊技機が本格導入されたタイミングでパチンコ・パチスロのイメージアップ戦略を実施するプロジェクト」と説明。「スマスロやスマパチが登場するタイミングを機に、気分が〝パチパチ〟あがるようなエンターテインメントを創出することで、業界全体をさらに盛り上げ、イメージアップを図っていきたいという思いから発足した。コロナでやめてしまった人や、若い世代の方に遊んでもらいたい」と委員会発足の背景を説明した。
続いて登壇した新井宏明広報委員長は「業界が大きく変化し、かつ日本社会がコロナ禍からの脱却を目指していく中で、気分が〝パチパチ〟上がるような、新しいエンターテイメントを提供していくことで、業界をより盛り上げて、ユーザーに楽しい気持ちをお届けしたい思いから、KIBUN PACHI-PACHI 委員会と命名した」と八足の経緯を説明した。
その後は実施予定の施策が紹介された。施策の要となるのは、メッセンジャーに女優の柴咲コウさんを起用した新TVCM。柴咲さんが巨大な銀色の玉に乗って街を移動していくという内容だ。21日から5月7日までの期間に全国の地上波で放送されるほか、パチンコホールのデジタルサイネージでも放映される予定だという。
さらにYouTube、Twitter、TVer、Abemaの4媒体でもCMを配信。4月24日から28日までの5日間、渋谷ハチ公前の屋外ビジョンの同時6面ジャックを実施するほか、4月29日から5月5日までの7日間に主要都市の街頭ビジョンで広告展開する。
今後はショールームを利用した試打体験会「KIBUN PACHI-PACHI ショールームラリー」を5月28日と6月5日に開催予定。スタンプラリー形式で各社ショールームで試打し、スタンプが溜まると抽選会に参加できるというもの。既存ファンに未経験者の知人や友人を連れてきてもらう「連れパチ・連れスロ」を通じて新規ファンを獲得する狙いで、6月5日以降も時期を替えて開催する予定だという。
他にも、7月22日から8月27日にフジテレビ本社で開催予定の「お台場冒険王2023」へのブース出展、「みんなのパチンコフェス2023」を対面と配信のハイブリッド形式で11月に開催、WebサイトとYouTube、Twitterのリニューアル及びTwitterキャンペーンの開催を予定している。
この日は、お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘さん、お笑いコンビ・マヂカルラブリーの村上さん、おかずクラブのオカリナさん、ゆいＰさんが「KIBUN PACHI-PACHI 応援隊」として登壇した。
パチンコ好きで知られる尾形さんは「パチンコとは人生で長い付き合いで、落ち込んだ時などによく店に通った。自分が味わったパチンコの楽しさをいろんな人に味わってほしい」とパチンコへの思い入れを語った。村上さんは「老若男女問わず、大勢の人にパチンコの魅力が広まっていくんじゃないか」ファン増加への期待感を口にした。
パチンコ初心者だというゆいPさんは「好きなコンテンツとのコラボをきっかけに他の物を好きになることもある。そうやって、新しい人も楽しんでいけたら」と語った。オカリナさんは「柴咲さんがドラマで忙しい時には、私が代わりに銀の玉に乗りますのでお声がけください」とコメントし、会場の笑いを誘った。
会見の最後には、盧昇副理事長が登壇し、「パチンコは長い間多くの人に愛されてきた、日本に根付いた遊び。しかし近年、コロナ禍をきっかけに敬遠され、縁遠いイメージが形作られていき、パチンコ自体が元気を失ってしまった。今回のプロジェクトを機に、パチンコに少しでもポジティブなイメージが醸成され、パチンコが大人の自由な遊びであることをもう一度振り返ってもらえたら」と締めくくった。
KIBUN PACHI-PACHI 委員会のWebサイトはこちら
https://kibun-pachi-pachi.jp/
CM（15秒）はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=siJE_xcTc4Q
CM（30秒）はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=U9uJN8CxnaY
メイキング映像はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=92PEr1fTDws
