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JR神田駅北口前に「定額制スロット専門店」がオープン 遊技通信2023年1月19日

JR神田駅の北口前に定額制のパチスロゲームセンター「センター」が、1月26日にオープンする。

閉店したパチスロ専門店の跡地に出店する同店は、東京都福生市のゲームセンター「タンポポ」の経営陣からなる「チームタンポポ」と、YouTube動画チャンネル「ぱち馬鹿っ!!」のコラボ店舗。1990年代初頭から導入された4号機や2022年に市場から姿を消した5号機を中心に、30φ機やレア台、時代を代表する定番機種など全148台を設置し、若年層からシニア層まで楽しめるパチスロ専門店となっている。

プレオープンとして1月10日、11日、19日、20日の4日間は施設を無料で開放し、当時を知るユーザーや業界関係者が多数訪れた。期間中は平日にも関わらず店内はほぼ満席状態となるなど好スタートを切っている。料金は2時間2000円、3時間3000円、終日4000円の定額制、ゲームセンターなので景品交換はできない。

パチスロ全盛期の4号機時代を想起させる高稼動の店内

タンポポのほかにも「チャレンジャー幸手店(埼玉県幸手市)」のオーナーで、毎月同店の営業結果を公表しているYou Tube「パチンコ店買い取ってみた」の配信も行っているひげ紳士さんは、「『センター』は福生のたんぽぽと同様に、過去の名機を取り揃えるだけでなく、店内のPOPやスタッフのマイクパフォーマンスも取り入れてパチスロ人気の絶頂期だったころの雰囲気を忠実に再現していきます。景品交換はできませんが、パチスロが持っている遊技性や下皿へ吐き出される圧倒的なメダルによる高揚感を当時を知らない方にも体験をして頂ければと思います」という。

2004年の規則改正でいわゆる「みなし機」が一掃されたことで、それを惜しむかのように古い遊技機を集めた「レトロ機ゲームセンター」が各地にオープンしたが、その多くは短期間のうちに市場から姿を消していた。ところがここにきて、レトロパチンコ店は少しずつ出始めている。最近の「レトロホール」も10数年前のブームの時と同様、パチンコでいえばハネ物やセブン機、パチスロでいえば1.5号機から3号機辺りの昭和から平成初期にかけてホールで活躍した機種が多いが、出玉感の強い4号機や5号機のニーズも今後高まるかも知れない。

ひげ紳士さんは、「レトロ台の取り扱いや営業許可の取得など、タンポポで培ったノウハウがあるので、今後は同様の業態で出店を検討している方のご相談なども受けていければと思います」と呼びかけている。

YouTube「パチンコ店買い取ってみた」でお馴染みのひげ紳士さん(左)とチームタンポポのスタッフ

 

店舗名 センター
オープン日 1月26日
所在地 東京都千代田区内神田3丁目19-9

営業時間 10時~20時
定休日 木曜日
店舗ホームページ https://kanda.center

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