シーズリサーチ「2022年最優良機種ランキング」を発表
遊技通信2023年1月16日
パチンコ業界に特化したマーケティング調査を行うシーズリサーチはこのほど、昨年に発売されたパチンコ・パチスロ機の各種データをポイント化し、同社が選んだ「2022年最優良機種ランキング」を発表した。
ランキングは、2021年12月納品機種を含む5週未達機種除く2022年に導入された全機種を対象にポイントを算出。稼動は稼動・売上・粗利を総合し、粗利は初期粗利・粗利推移を総合してポイント化しており、パチンコ総合と機種タイプは、稼動・売上・粗利実績を初期・推移でそれぞれ総合して評価した。
パチンコ部門について同社では、「2022年のベスト10に輝いた機種の多くが『3000発+α』の出玉性能を備えており、年間を通じてのトレンド機能であったと言える。そのような流行を押さえた上で、優れたゲーム性をも実現した機種が高い評価を受けている状況にある。昨今のパチンコ市場は流行が簡単に変わりやすいが、機種選定時には、ヒット機種の後継機であっても前作の性能や過去の流行に惑わされることなく、台の出来映えをしっかり見極めていくことが重要となる」と分析している。
パチスロ部門は、「6.2号機・6.5号機とパチスロ出玉性能が飛躍的に向上したことも追い風になったが、中でも注目したいのは上位5機種が6.5号機(スマスロ含む)で埋め尽くされていたこと。大きく強化された出玉性能は『過去の6号機を大幅に上回る魅力』と捉えられた可能性が極めて高い。6.5号機への内規緩和では、AT機が最も性能面で向上することは間違いないものの、そこに力を注ぐばかりで設置機種のバランスが損なわれた場合は、ファンを減少させる可能性があるので、客層も考慮した機種選定が重要となるだろう」としている。