スマスロ積極導入でユーザー獲得へ
アミューズメントジャパン2022年11月30日
九州を中心にホール24店舗を展開するユーコーラッキーグループ(福岡県久留米市)は、グループ全体で年内773台(『パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ』269台、『Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!!』260台、『スマスロリノヘブン』96台、『L HEY!エリートサラリーマン鏡』148台)と多台数を導入する力の入れようだ。
神奈川県藤沢市にあるグループの旗艦店『ユーコーラッキー辻堂店』では、11月30日の新台入替で『パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ』を16台、『Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!!』を15台、『スマスロリノヘブン』を7台、計38台導入した。9時の開店時には、普段の並びの1.5倍となる約200人の列ができるなど、注目度の高さが伺えた。
「スマスロは業界的にはずっとあった構想で、楽しみにしていました。全容が明らかになってから、我々の期待度もさることながら、お客様の関心も高かった気がします。旧規則機の撤去やコロナなど、ホールとしては苦しい状況が続いたので、業況回復の起爆剤として期待しています。6.5号機導入時よりも、業界全体として盛り上がりをつくれたことも大きく、導入前からお客様にスマスロの良さが伝わっていることが強みです」と眞邉貴大ゼネラルマネージャーは話す。
同社ではスマスロの導入にあたり、店内にスマスロの特徴をPOPやサイネージなどで掲示、これまでと違う遊技方法などでユーザーが混乱しないように努めた。また、スタッフにも研修として実機に触れてもらい、お客目線での不安払拭を心がけた。
「まだ初日ですが、グループを含めて大きなトラブルは起きていません。お客様も若年層が多く、ゲームに慣れている世代で遊技性の違いもスムーズに受け入れていただいています」
そのほか運用面のトラブル対策として、喫煙やトイレなどの離席時にレバーに掛ける離席札などを用意した。
ユーコーラッキーグループでは、スマスロの新機種や来年4月に導入予定のスマパチについても、他店より積極的な導入を目指している。
眞邉ゼネラルマネージャーは「6.5号機の際もいち早く多台数導入することで、お客様から信頼を得てきました。ユーコーラッキーグループの良さは思いきりの良さと決断の早さ。業界として進める次世代遊技機を、しっかりお客様に理解してもらうことが高稼働につながると思いますので、今後発表される機種に関してもしっかり導入していく予定です。ホール単体での訴求は難しいので、業界としてムーブメントもしっかり継続させていきたいですね」と今後のスマート遊技機展開に期待を込めた。