MIRAI、「インボイス制度勉強会」開催へ
遊技通信2022年3月2日
MIRAIぱちんこ産業連盟は2月16日、都内台東区の上野オーラムでZOOMを兼用しての理事会を行った。
開会に向けて挨拶にたった東野昌一代表理事は、新型コロナウイルスの感染症拡大が長引いている状況を憂慮しながら「感染者が多く濃厚接触者も含めていろいろな会社で大変な状況になっている。感染対策をしっかりとっていただき、なるべく感染者が出ないように願っている」と挨拶を述べた。また、新規則機への移行にも触れ、「1月31日で旧規則機の使用期限を迎え、今後はこれまでのように通報システムでの対応ではなく、行政への通報になる。旧規則機の設置状況については、全商協および回胴遊商の調査に基づき、業界団体で対策を取ることになる」と、2月以降の対応について説明した。
この日の理事会では、1月27日に警察庁、財務省、国税庁からインボイス制度に関する周知の案内があったことで、会員向け勉強会「インボイス制度勉強会」について審議した。実施については事業委員会が担当し、定例理事会とは別日に実施することを承認した。インボイス制度は消費税の仕入れ額控除の方式の一つとして令和5年10月1日から制度運用が開始されることが決まっており、MIRAIでは勉強会を通じて制度の周知と理解を高めていく考え。
また、理事会では昨年10月に開催して好評を得た「MIRAI の学校 2022 春のオープンキャンパス」が4月12日から15日までの4日間にわたって開催されることも正式に承認した。同キャンパスは団体設立1周年の記念事業の一環として実施されたもので、長引くコロナ禍によって、営業活動が著しく制限されている賛助会員企業の販路拡大および、今後の営業活動をサポートすることを目的としたもの。第二回となる4月の同キャンパスでもセミナー型プレゼンテーションの形態で賛助会員を中心に講師を選定する予定。理事会ではほかに「休会会員」についてホール会員1社、賛助会員1社からの休会希望を承認したほか、「自己申告・家族申告プログラムの変更」「ホール4団体誓約書確認機関」「団体活動」および「委員会・部会活動」について、それぞれの取り組みや進捗状況が報告された。