フィールズ 2Q決算 販売台数改善し大幅な増収、黒字浮上
遊技日本2021年11月12日
フィールズは11月11日、2022年3月期第2四半期の連結決算を発表。売上高は373億48百万円(前年同期比252.6%増)、営業利益3億58百万円(前年同期は営業損失33億27百万円)、経常利益5億97百万円(前年同期は経常損失32億47百万円)、純利益3億15百万円(前年同期は純損失39億23百万円)。
PS事業においては、商品企画・開発力の強化を最重要課題とし、そのプロセスを抜本的に改革、販売・開発一体となった組織づくりを進めた結果、販売台数にも改善が見られ、第2四半期累計実績は77,918台(前年同期比61,417台増)となった。通期の見通しについては、「パチスロGANTZ極 THE SURVIVAL GAME」「パチスロ モンスターハンター:ワールド™黄金狩猟」の2機種を販売しており、概ね販売目標を達成。「新世紀エヴァンゲリオン ~未来への咆哮~」は、市場から大きな期待が寄せられており、第3四半期の納品台数は6.5万台を超える見込み。
円谷プロダクションでは、NTTドコモ社との共同事業であるデジタルサービスプラットフォーム「TSUBURAYA IMAGINATION」や、ECサイト「TSUBURAYA STORE ONLINE」、ライブ配信を積極的に展開。グローバル展開では、Netflix、マーベル等との取り組みをはじめ、中国を中心としたアジアでのマーチャンダイジングが伸長している。デジタル・フロンティアでは、国内大手ゲーム会社を中心としたCG映像制作や、NetflixとのVFX映像制作等で堅調に成長。その他グループ企業の業績も、様々な改革を断行し、コロナ禍においても業績は順調に推移した。
なお、通期の連結業績予想は、今年5月の発表から変わらず未定としている。