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プレイモアの『球児』、イートレックと共同開発 グリーンべると2006年8月18日

 SNKプレイモア(外山公一社長)は8月18日、都内ホテルにおいてパチスロ新機種『球児(キュウジ)』の発表展示会を開催した。同社としては5号機第4弾目となり、大ヒット機種の『吉宗』、『押忍!番長』等の開発に携わったイートレックジャパン(株)との共同開発第1弾でもある。

 ゲームの流れは、主人公の「草野球児」率いるテムジンズがライバルのブラックナイツと試合を果たすというもの。通常プレイ時がいわゆる練習風景で、様々な特訓等を完了すると試合(ボーナス)となる。通常時は3つのステージがあり、各場面ではイートレック社らしい、親しみのあるキャラクター達によるユニークでコミカルな演出が楽しめる。

 また、ボーナス確率が高いことも同機の大きな魅力で、ボーナスは「白7ボーナス」と「赤7ボーナス」の2つがあり、合成確率は設定1でも184分の1と、5号機の中では破格。「白7」の平均獲得枚数は約161枚(要目押し)で終了後に50ゲームのリプレイタイム「反撃タイム」に突入する。「赤7」は平均獲得枚数が約204枚(目押し不要)でRTはつかない。RT中に「白7ボーナス」に当選するとオリジナルソングも流れる。

 高いボーナス確率に、イートレックお得意の多彩な液晶演出を組み合わせたことで、当たる面白さ、演出の楽しさが堪能できる同機。全国のパーラーへの納品は9月中旬からとなる。

 一方、発表展示会の冒頭、外山社長はイートレック社との業務提携について、「今後本格化する5号機時代に、メーカーに求められることは機械の豊富なラインナップだ。ファンの幅広いニーズに対応するためにも機種の多様性、バラエティが必要となる。イートレック社は高い創造性を持ち、開発に妥協を許さず、当社と共感できるところが多い。また、イートレック社とのコラボレーションは機種のラインナップの充実だけでなく、相互の刺激となり、創造力、技術力に磨きをかけることができる」と提携の狙いを語った。すでに共同開発の第2弾を進めていることも明かした。

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